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DMAT

当院は1996年、神奈川県から「災害拠点病院」としての指定を受けて以来、地域の災害医療の要として活動してきました。
2006年の神奈川DMAT指定をはじめ、川崎DMAT、神奈川DMAT-L、かながわDPATなど、災害時の専門チームとしての役割を広げています。
2025年8月現在、当院にはDMATやDPATの資格を持つ看護師・診療看護師が36名在籍。日々の業務をこなしながら、いつ起こるかわからない災害に備え、訓練や研修に積極的に取り組んでいます。

これまでに、平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、平成27年関東・東北豪雨(茨城県水害)、平成28年熊本地震、令和6年能登半島地震などの被災地において救護活動を行ってきました。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大時や、病院近隣で発生した局地的災害においても現場活動に従事しています。

これらの活動で培った経験は、院内外における災害対策の強化や、地域で実施される災害関連研修・訓練の企画・運営にも活かされています。

私たちはこれからも、「被災された方のために」迅速かつ確実な医療を提供することを使命とし、平時から備えと研鑽を重ねてまいります。